2025年3月の再録記事からカバー画像のデザインを少し調整し、ノイズのかかっていた背景をシンプルなものに変えています。
デザイナーの英語帳は、当初 note で投稿する記事として始めたコンテンツでした。note で使っていたタイトル画像は背景はプレーンなものでした。
このピンク地に青い文字のインスピレーションは、友人の Amy がやっている Zine(雑誌や同人誌のような個人的な出版物)でした。彼女のスタジオに遊びに行ったときにもらった BubbleSort Zines のひとつが、印刷用のピンクのカラーペーパーに青のインクを用いていたのが目に焼き付いていて、私にとっての Zine を象徴する色となっていました。
デザイナーの英語帳というタイトルは、私の個人のメモ帳を意図してつけた名前です。いちデザイナーの私が、英語を学習する過程で残したメモを公開するために始めた活動だったからです。
いずれ Zine にしたいという当初からの構想からこの色使いを決めていました。

note の記事から、Substack でのニュースレターという形にした時に、マイナーチェンジを意図して、当時トレンドになっていたテイストであるノイズを加えたり、装飾として三角の斜めのラインを入れて、最近まで使っていました。
ノイズのエフェクトは紙の質感を偶然表現することになったのですが、トレンドに乗っていただけというのが正直なところで、時間が経つうちに意味のある装飾とは思えず、原点回帰として改めて Zine の色使いだけを持たせたシンプルなものに変えることにしました。
新規書き下ろしの記事の多くは、青の背景色をベースとしていますが、こちらも Zine をイメージしたものに変えていく工夫を少しずつ試しています。例えば、最近の記事では紙やプリンタの都合で印刷時に出てしまうカスレの表現を加えています。
英語についての記事の内容だけでなく、端々にあるデザイン要素にも注目してみてもらえると嬉しいです。