「適用する」 applyはデザインガイドラインによく出てくる
応募するという意味がある apply ですが、デザインに関する場面では「適用する」という意味で使うことが多いです。私が個人的によく使う場面は、ブランドデザインとUIデザインを並行して作業していて、色など片方の変更をもう一方に反映させるときです。他にも「利用する」「使用する」と訳すこともできますが、考えや要素を別のものに当てはめるとイメージすれば、同じ意味だと言えそうです。
例文
I'm going to apply the brand colors to the UI.
ブランドカラーをUIに適用します。
The logo will be applied to the app icon.
そのロゴはアプリのアイコンに適用される予定です。
Do not apply any effects such as drop shadows to the logo.
ドロップシャドウのようなエフェクトをロゴに使用しないでください。
実際に使われている例
apply はデザインガイドラインでよく目にします。
例えばMaterial Designでは、
Color is applied to UI elements and components in consistent and meaningful ways.
色は、UIエレメントやコンポーネントに、一貫した有意義な方法で適用されます。
紹介した例文にもあるように、ロゴの使用方法でも必ずと言っていいほど出てきます。
Do not apply a gradient to the icon or wordmark.
グラデーションをアイコンやロゴタイプに適用しないでください。
*wordmark = ロゴタイプ
Do not apply to background colors other than White or Gray 10.
(ロゴを)WhiteとGray 10以外の背景色には使用しないでください。
*WhiteとGray 10は、IBMのブランドガイドラインで定められているカラーパレットの色
発音
発音は以下から聞くことができます。
デザイナーの英語帳・音声版 #2: hinder, apply
私はアメリカのサンフランシスコに住んでいるデザイナーです。同じ英語でも国や地域によって、使う単語や言い回しは違う可能性があります。
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