日本に居た頃「リーズナブル」を物の値段が安いという意味で使っていたのですが、アメリカへ来てから英語での reasonable と意味が違うことに気づきました。
異なるタイムゾーンで働いている同僚たちとのミーティングを設定するときに、深夜でもなく、早朝でもない現実的な時間帯を探す中で、同僚が ”I’m trying to find a reasonable time to sync with them.” (都合の良い時間を見つけようとしている)と言ったのです。
このように reasonable は「合理的で納得できる」という意味で「妥当な」「理にかなった」「分別のある」などと訳されます。物の値段への言及だけでなく、さまざまな表現で使われます。
例文
We need to make images small enough for web use while maintaining reasonable visual quality.
妥当な画質を維持しつつ、ウェブ用に画像を十分小さくする必要があります。
Considering engineering resources, I think Webflow is a reasonable choice.
エンジニアリングリソースの不足を考えると、Webflowは理にかなった選択だと思う。
Let's come up with a reasonable timeline for addressing the design feedback.
そのデザインの意見に対応するための、現実的なスケジュールを考えよう。
日本語では「リーズナブル」と言うだけで、暗に物の値段を指せることが多いですが、英語では形容する対象の “price”, “pricing” が必要です。「妥当な金額」という意味なので、単に安いというよりは、価値に見合っているというニュアンスになります。
This stock photo website has reasonable pricing per picture.
このストックフォトのウェブサイトは、1枚あたりの価格設定が手頃です。
私はアメリカのサンフランシスコに住んでいるデザイナーです。同じ英語でも国や地域によって、使う単語や言い回しは違う可能性があります。
確かに、日本で使っているように "it's reasonable!" 的なノリで言うと、"how is it reasonable?" 的な答えが返ってきそうですね。今回も、勉強になります!ありがとうございます!