これ英語で通じる?その6 イメージ
画像はイメージです
デザイナーが使う英語っぽい言葉が、実際には英語では同じ意味として伝わらない言葉を紹介している「これ英語で通じる?」の6つ目の記事です。
デザインを共有するときに「私の思うイメージは…」と伝えたくて、そのまま my image is… と言って通じなかったことがあります。
日本語での「イメージ」という言葉は、想像・方向性・雰囲気など、頭の中に浮かぶものや、それを反映したものを指す便利な言葉ですが、英語での image は見た目や外見のことを指します。
「my image」と聞くと、日本語では「私の中のイメージ」「私の考えている感じ」のような意味に受け取ってしまいそうですが、英語では自分の見た目や世間から見た自分の印象を表します。
日本語の「イメージ」は、そのまま英語では表現しにくいものの、文脈に応じて異なる英単語で表現することができます。
■ 頭の中で想像するイメージ
日本語でいう「自分のイメージするもの」には、英語では mind がよく使われます。“What I had in mind” と言うと、自分の頭の中にあるイメージやアイデアを自然に伝えられます。
What I had in mind is something softer and more approachable.
私がイメージしていたのは、もっと柔らかくて親しみやすいものです。
This is close to what I had in mind.
これは私がイメージしていたものに近いです。
他にも「想像する」を意味する imagine を使うことも。
That’s not what I imagine it.
これは私が想像していたイメージとは違います。
I was imagining something more playful.
もう少し楽しいものを想像していました。
■ デザインの方向性としてのイメージ
「もう少し柔らかいイメージ」のようにデザインの方向性を伝えたい場面で、そのまま
❌ Let’s go with this image.
このイメージでいこう。
のように言うと、画像そのものを採用する話をしているように聞こえます。方向性を表すのであれば direction、感覚的な話であれば tone や feel を使うと自然です。
Let’s go with this direction.
この方向性(イメージ)でいこう
Let’s go with a softer tone.
もう少し柔らかいイメージでお願いします
I want it to feel more approachable.
もっと親しみやすいイメージにしたい
一方で、日本語の「イメージ」と英語の image が近い意味で使われる場面もあります。
■ ブランドのイメージ
会社のイメージやブランドイメージのように、外から見た印象を表す場合には image がそのまま使われます。
The brand image is youthful.
このブランドのイメージは若々しい。
We want to change the company’s image.
会社のイメージを変えたい。
■ 視覚的なイメージ
前述した画像ファイルなどの視覚的なものを指します。デザインの仕事では、おそらく最もよく使われる意味でしょう。
I want to use a different image for this section.
このセクションには別の画像を使いたい
Let’s go with stock images for now and replace them later.
とりあえずローンチまではストック素材でいこう
TIPS
The image is an Image
「画像はイメージです」を英語でどう伝えるのかという話題を見聞きすることが時々あります。そのまま The image is an image と言ってしまうと、トートロジーによる哲学的な会話が始まってしまい、翻訳にはなりません。
それでは、どう言い換えるとよいのでしょうか。
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