Design Critique 2
フィードバックをするときに
Design Critique(デザイン批評)は、デザイナーが制作途中のデザインを他のデザイナーに共有し、多角的な視点からフィードバックを得るためのミーティングの形式です。完成したデザインの評価ではなく、より良いデザインに向けた改善点や新たなアイデアを見つけることが主な目的とされています。
前回の記事では、デザイン批評自体や、デザイン批評を受けるときに大切にしておきたいことを紹介していました。
今回の記事では、批評をする立場で気にしたいことに触れます。
フィードバックをするときに思い出したいこと
デザイン批評に限らず、チームメイトや他のデザイナーに対して建設的なフィードバックをできることは、デザイナーに求められるスキルのひとつに数えられます。その場の目的を判断、あるいは明確にしながら、他者に対して的確な度合いのインプットをすることは、自分が直接生み出すことのできない成果物の質を高めるために大事な手段だからです。
デザイン批評はプロセスが定められているため、突発的なディスカッションよりも心構えがしやすいため、実は「デザイン批評」という特別なように響くタイトルに身構える必要はありません。
発表を聞いている段階では、質問や意見を控え、まずは全体像を理解することに集中します。そして、発表の後に理解を深めるために質問をし、デザインの意図や制約条件を明確にします。そのうえで、発表者の目的に沿ってコメントを伝えるのが参加者としての役割です。
デザイン批評は結論を生み出す場ではありません。思いついた解決策を押しつけないこと、トーンをポジティブに保つことが大切です。
SQUACK に沿ってみる
とはいえ、実際の場ではコメントがすぐに思い浮かばなかったり、感覚的なコメントに流れてしまいがちです。私は SQUAK というフレームワークを建設的な意見を伝えるための足がかりにしています。
その名前はフィードバックの方法を分類したものの頭文字からきており Amazon や Microsoft といった複数の大きな企業でユーザーエクスペリエンスに携わってきた Julie Jensen 氏によって考案されたものです。
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