気づき、学び takeaway
ミーティングやプレゼンテーション、リサーチなどを背景に発される takeaway は「気づき」「学び」「覚えておきたいこと」を意味します。
プレゼンテーションの中で Key takeaways という見出しのスライドが出てくれば、それはそのプレゼンテーションで最も伝えたい内容をおさらいするためのものです。
直訳すると「持ち帰るもの」「テイクアウト」のような意味であるため、その場から持ち帰るべき学びや気づき、とイメージすると覚えやすいでしょう。
仕事で使う日本語に訳すなら「気づき」や「学び」のような少し間接的な表現に置き換えた方がしっくりくるかもしれません。
Do you have any takeaways from the competitive analysis?
競合分析から何か気づきはありますか?
My takeaway from the user research is that users don’t understand what our product is.
ユーザーリサーチからの私の学びは、ユーザーは私たちのプロダクトが何であるかを理解していないことです。
プレゼンテーション中の締めくくりには、Key Takeaways のほかにも、Conclusion(結論)、Recap(要約、振り返り)、Wrap-up(まとめ)といった見出しが使われることもあります。
FEATURE
ブランドデザイナーたちが考えていること
グラフィックデザインファームの UnderConsideration が主催しているブランドデザインのカンファレンスである Brand New Conference の2022年の回の takeaways を公開している記事中で気になったトピックがあります。
Don’t work for unethical companies.
道義に反する会社で働くな。
Alex Center 氏は、5歳児の目を見て自分のやっていることを説明しても後ろめたさを感じない仕事だけに取り組んでいると話し、Paul Worthington 氏は、コーラが朝食向けの食品として受け入れられるよう仕向けられてきたことを知りながら、その事実を墓場まで持っていくことはできないと語っています。
それぞれの登壇者が、自分にとって何が倫理的に受け入れられないのかを具体的な例を用いて表現しており、翻って、自分の仕事が道義にかなうものなのかを考え直す機会を得ました。
Don’t follow trends, and learn your craft’s history before changing it.
トレンドを追うのではなく、自分の技能の歴史を学んでから変える。
記事の著者である Frankie Pike 氏は、ほぼすべての登壇者が「トレンドを追うのをやめよう」という話題に触れていたことを指摘しています。誰もが生成 AI や Canva を使い、Instagram のグラフィックや流行のロゴを真似できる時代に、トレンドは長続きしなくなっています。
現在の自分が生み出す視覚表現がどのように形作られてきたのか、そして自分のブランドストーリーの中でどのような役割を担っているのかを理解し、それを言語化して伝える必要があると述べており、私も強く共感しました。
Be an expert in culture.
文化の専門家であれ。
ブランドと文化は強く結びついているため、ブランドデザイナーは、いま何が起きているのか、人々がどのように話し、何を面白いと思っているのかを知っているべきだと、いくつかの登壇者が語っていました。自分もついデザインそのものに意識が向きがちですが、その土台にある文化への感度をもっと高めなければいけないなと感じました。
元の記事では、他にも7つの takeaways を紹介されています。
📎 10 Big Takeaways from 2022 Brand New Conference - 3rd + Lamar


