効率的な efficient
今回は制作過程においてよく使われる efficient を取り上げます。
efficient は「効率的な」「手際のよい」という意味です。たくさんのタスクが発生する制作の現場では、効率的な手法も求められます。例えば、完全にデザインを仕上げてからチームに共有するのではなく、作業中の段階から共有をしていく方が「方向性が誤っていた」というような、後から大きな手戻りに繋ってしまう重要なフィードバックを早い段階から得ることができ、結果としてデザインの決定プロセスが効率的になるのではないでしょうか。
例文
Sharing work in progress leads to more efficient design decisions.
作業中のものを共有することで、より効率的なデザインの決定につながります。
How could we make this process more efficient?
どうしたらこの手順をもっと効率化できるだろうか。
発音
発音は以下から聞くことができます。
デザイナーの英語帳・音声版 #3: consistent, efficient
TIPS
ミーティングでよく使われる How could we?
ホワイトボードの前でチームのメンバーが集まっているけれど議論が活発ではない様子を思い浮かべてみてください。どうも現在の制作手順に少し問題があり、停滞したような雰囲気になっている場です。そこで、誰かが口火を切るようにチームに問いかけられる言葉が “How could we”(どうやったらいいかな?)です。”We” とある通り、自分も含めて「私たち」で何ができるのかを投げかけるときに使います。「私たち」と言われると全員で一丸となっている気分が高まりますね。 efficient なデザインのプロセスのためには、こういうチームを巻き込むコミュニケーションをできるかが重要です。
私はアメリカのサンフランシスコに住んでいるデザイナーです。同じ英語でも国や地域によって、使う単語や言い回しは違う可能性があります。
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