crystal を使った表現
crystal は名詞なら「水晶」、形容詞なら「透明な」「透き通った」という意味を持ちます。デザインの仕事の中では、要素の色に言及するくらいしか使い道がないように聞こえますが、比喩的な使い方でとてもよく耳にします。
Crystal clear
直接的に訳すと「水晶のように透明である」となりますが、転じて「とても明確である」「わかりやすい」という意味で使うことができます。例えば、デザイン自体の視覚的なわかりやすさや、プロダクトの持つ意図の伝わりやすさに言及するときなど最適です。
This icon isn’t crystal clear to me. Is it a share icon?
私にはこのアイコンがハッキリとしないのですが、これはシェアを示すアイコンですか?
“This icon isn’t crystal clear” だけでは「アイコンが分かりづらい」ことを断言しているように聞こえるため、「私だけかもしれないが、個人的には…」というニュアンスを加えるために to me と続けています。
Just to be crystal clear, I’m not sharing this design with the client and this is just for internal discussion.
誤解のないように言っておくと、このデザインはクライアントには共有しておらず、あくまで社内での議論のためです。
To be (crystal) clear は、口癖のように毎回話し始めに使う人も居るくらい耳馴染みのあるフレーズです。「とても明確にするために」と聞こえてしまいますが、日本語では「誤解のないように」と言っているのに近いです。
crystallize
crystallize は動詞として「明確にする」「具体化する」という意味で使えます。
We’ll start to crystallize design thinking around the new feature this week.
今週、新機能まわりの設計についての考えを明確にします。
また、元来「結晶化させる」という意味であり、画像編集の文脈ではこちらが使われていることもあります。例えば Photoshop にも Crystallize という操作がありますが、ポリゴン状に見える視覚効果を加えられます。



