リモートで働く時間の方が多くなり、チャットでのコミュニケーションが増えるにつれて、さまざまな略語を目にするようになりました。
以前紹介した FPO のように、デザインに関係する用語の場合もあれば、普通の日常会話のフレーズが略されていることだってあります。例えば WDYT? (What Do You Think?) のように、よく使われるフレーズは、チャットやテキストでは略されがちです。インターネットスラングであることも多いのですが、仕事においてもテキストのコミュニケーションではよく使われます。
たいていの略語は、調べればすぐに意味が分かるのですが、意味がいまいち掴めないこともあります。業界によって意味が異なったり、あるいは社内での独自の用語であるためにインターネットで調べてもわからないなんてことも。意味を取り違えてしまわないためにも、分からない略語に遭遇したときは、発した本人に直接意味を尋ねるのが一番です。
私は「話の腰を折りたくないな」と思い、後でコソコソとわからなかったことを調べてしまいがちだったのですが、アメリカで一緒に仕事をした人たちが、当たり前であろうことをその場で積極的に質問をする姿にはじめの頃は驚かされていました。何かを知らないのを悪く思われることは稀なので、とにかく尋ねましょう。また、ミーティングや Slack のパブリックチャンネルで質問をすると、同じ疑問を抱いている他の人の助けにもなると思えば、少しは気が楽になります。